四十肩・五十肩

  • 肩が痛くて洋服の脱ぎ着がツライ
  • 腕を上に挙げたり伸ばしたり後ろに回すと痛む
  • 痛みを感じ動かしにくくなってから10日以上経っている
  • 夜寝るときに腕の置き所に困り、うずいて寝れない
  • 痛みは減ってきているが可動域が狭い

四十肩五十肩の症状|横浜市中区・磯子区 鍼灸接骨院・整体院やわらグループ

四十肩五十肩は正式には肩関節周囲炎言われます。主に四十代以降の年齢の方に発症する事が多いので四十肩または五十肩と言われています。

特徴としては男女差をみると女性に多く、肩の痛み・可動域の制限が起こります。

結髪結滞(髪を結んだり・帯を結ぶ)動作での痛み、また安静にしていてもズキズキうずくように痛み、夜寝ている時にも痛みがあることが特徴です。

腕を上げたり横に開いたり後ろに回す動作に制限が出てくるため、日常生活のたくさんの場面で痛みや使い辛さを感じながら生活することが多く、とても生活に支障が出てしまいます。

四十肩五十肩の症状の変化

症状は主に3つの段階に分かれており、症状の感じ方が段階によって変わります。

治療に長期的な期間がかかることがある為、痛みの程度や可動域が変化してくると、その状態で諦めてしまったり、満足してしまう事がありますが、安心はできず悪化する可能性もあります。痛みの強さだけで判断せず、可動域も含め正常に戻るように治療していく事が大切です。

急性期

急性期では、肩周辺の組織が炎症を起こしています。炎症があるうちは痛みの感じ方が強く、肩の広範囲に痛みを感じます。

安静にしていても痛みを感じることがあり、夜寝ている時にもズキズキし腕の置き所がないように痛みを感じます。また、日常生活では衣服の着脱や、電車のつり革を掴むように腕を上げたり、入浴時に身体や髪を洗う動作に支障が出ることがあります。

慢性期

急性期を過ぎると慢性期になります。

急性期に比べ安静時の痛みは落ち着いている状態です。肩、腕を動かしたときに強く痛みを感じ急性期に比べると痛みより可動域の制限を感じます。

急性期同様、日常生活での痛みや可動域の制限はあります。視野の範囲で腕を動かしたり、患側で物を持ったりしないようにすることで日常生活での痛みを感じる場面を減らせることがあります。

回復期

回復期になると肩の痛み自体はかなり軽減しています。しかし手が耳の高さまで挙がらないなどの健側と比べると可動域制限を感じる事があります。時間の経過と共に可動域が改善されることはなく、リハビリ、運動を徐々にしていき可動域の回復をさせる必要があります。

四十肩五十肩の治療法|横浜市中区・磯子区 鍼灸接骨院・整体院やわらグループ

病院、整形外科などでは痛みを抑えるための痛み止めの薬やシップ、また注射を打つこともあります。痛みが強い時は、まず薬で痛みを抑えつける事は有効ですが、傷ついている組織を修復し、可動域を広げていくように運動療法も必要となります。

症状の改善まで長い方で一年以上かかる方もいます。いつまでも薬を飲んでいるわけにもいきませんし、ただ電気治療をしているだけでは改善していきません。

症状と時期を把握しながら、適切な処置と治療が必要となります。

当院での治療法|横浜市中区・磯子区 鍼灸接骨院・整体院やわらグループ

当院では、超音波電気治療器(USボルテージ)で痛みの軽減と手では届かない深部の組織の回復を促進し、肩関節周囲の筋肉、筋膜をリリースし緩めていきます。血行を改善+筋肉の癒着を少しずつ剥がすような治療を行っています。

運動療法が必要な時期となれば、可動域訓練、リハビリをして可動域の改善をしていきます。

さらに、横浜市中区・磯子区 鍼灸接骨院・整体院やわらグループでは、ご自宅でもできるトレーニング、今後、四十肩五十肩が再発しないようアドバイスさせて頂くことで、日常生活動作、体の使い方などをサポートします。

「※本記事は厚生労働省認可の国家資格者:柔道整復師 関野健太郎が監修しています」