怪我の処置について

2018年11月22日

横浜市中区、磯子区杉田のみなさんこんにちは!!

杉田駅ビル接骨院・深部整体院です。

 

寒いですね~。日に日に気温も下がり朝晩はとても寒いです。

この前、寒くて起きれず二度寝をしてしまい、出発時間の5分前に起きてしまい、あやうく遅刻しそうになりました。この時は朝食も取れず、髪の毛もセットする時間はなかったですが、間に合ったのでよかったです。

みなさんは朝起きれず遅刻しそうになった経験はありますか?

予期せぬことが起こると慌てます。慌てるとケガに繋がります。無謀なことをしての怪我、相手側の問題の怪我は別ですが、転んだ、ぶつけた等の怪我は不注意が多いかと思います。

自分自身が、気を付けるようにしていれば防げるものです。

怪我をしないことが一番いいのですが、してしまうことはありますから

今回は『怪我の処置』についてお伝えします。

 

「足を捻った・ぶつけたけど湿布で冷やした方がいい?」・「ぎっくり腰になったけど冷やす?温めるどっちがいい?」・「○○を何年も前から痛めているけど冷やす?温める?」などなど…

この処置を間違えると痛みが強くなったり、症状が長引くことがあります。

 

では、どのような時は冷やした方がいいのか?温めた方がいいのか?というと…

痛めた時期や症状によって変わってきます。

医学的には急性期は冷やす!!慢性期は温める!!というのが正解になります。

 

急性期とは、打撲(転んで膝を打った)・捻挫(段差で足を捻った)などで受傷直後、痛みが出始めた時期の事をいいます。この時は局所に急激な負荷がかかり、細胞・血管・筋肉・骨などが傷つき炎症反応が出ます。

 

つまり血流量が増え、腫れ、熱感、痛みが出るようになります。ですからこの時期に温めるのは逆効果で炎症反応を助長してしまいます。必要なことは出ている炎症反応を引かせることなので、患部を安静にし冷やしてあげる事が重要となります。

湿布はあくまで冷感・温感という感覚によるものなので患部を冷やす・温めるという意味では効果は期待できません。(例…冷たい缶ビールに温湿布を張っても温まらないように)

 

急性期が過ぎると慢性期に移行します。この時には炎症は起こっていません。痛めた局所に負担がかかっている状態が続き機能が低下している状況です。

血流は滞り、患部に酸素と栄養が行き届かなくなり患部の修復、回復できず、コリ・張り・だるさ、など症状を感じます。ですからこの時期は血流を良くすることで、患部に酸素と栄養が行き届くように温めて

あげると事が重要です。

 

個人差、症状の程度によって差はありますが、受傷から3日間くらいは急性期となります。

また痛い部分を触ってみて、痛くない部分より熱く感じる場合は急性期と判断して冷やすといいです。

逆に冷たく感じたり硬く強張っている場合は慢性期と判断して温めるといいです。

 

まず怪我・痛くならないように気を付け生活する事が大事ですが、痛めた原因、症状に応じて処置する事で回復するスピードが変わりますので、今後は参考にしてみて下さい。

 

横浜市磯子区杉田1-17-1 ぷらら1F 杉田駅ビル接骨院 TEL045-374-4448

「※本記事は厚生労働省認可の国家資格者:柔道整復師 関野健太郎が監修しています」