股関節痛

  • 歩いている時に足腰に違和感を感じる
  • 股関節から音が鳴る
  • 椅子から立ち上がる時や動き初めに大腿の付け根に痛みがある
  • 足の爪を切る時に膝が開かない
  • 正座をすると股関節が詰まる感じがする

症状・原因

原因として...

・軟骨

スポーツ、労働、または荷重による長年の負担により関節内の軟骨がすり減り痛みを生じます。また骨盤周りのインナーマッスルが低下し関節に負荷がかかり軟骨を痛めている場合もあります。しかし筋力をつけようとトレーニングや運動をすると更に軟骨を痛めてしまうことになります。また動かないよう安静をとった場合には軟骨に栄養を与える役目の関節液が分泌されず軟骨の状態が良くなるどころか、関節内に老廃物が蓄積されます。

・骨盤の歪み

お産による骨盤の歪みをはじめ、座っている時に足を組んでいる、ベッドが固すぎるなどの原因により仙骨と腸骨の関節部分が微妙に歪むことがあります。その微妙な歪みは痛みや動作可動性の異常を引き起こします。

・筋力低下による姿勢の変化

筋肉が慢性的に緊張または衰弱することにより猫背や反り腰になると骨盤は前傾や後傾し股関節にも負荷がかかります。発育性股関節形成不全や臼蓋形成不全などがある場合には変形が進み、更に姿勢が崩れる恐れがあります。

深部整体による股関節痛へのアプローチ

当院では、関節への負担や痛みを軽減できる仙腸関節調整を含む深部整体をお勧めします。仙腸関節を調整することで姿勢、骨盤の歪みが良くなり関節にかかる負担を軽減することで痛みが軽減できます。

その上で、以下の施術もお勧めしています。

・筋緊張や炎症が強い場合には鍼やマッサージ施術

痛みが強いと周囲の筋肉は緊張し軟骨への負荷が増す上、姿勢も傾いてしまいます。鍼やマッサージで血流を改善することにより炎症を抑え、関節周囲の負担を減らします。

・周囲の筋力低下がみられる場合にはEMSによる運動療法

筋力低下による股関節痛では、筋肉をつけるために運動していまうと軟骨が更に擦り減ってしまう為、ベッドに横になった状態での筋力トレーニングを可能にするEMSが最も適していると考えます。